和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

フィレンツェ、そしてパリから。

フィレンツェから…4月26日の読売新聞に「和の精緻 イタリア うならす」とあり、イタリアのフィレンツェでの、企画展「日本近現代工芸の精華」が開催中(7月1日まで)が、日本の伝統工芸に培われたきた技と美に対する認識を国際的に広める取り組みの一環として開催、とつづいていました。
記事の中で国立美術館の青柳理事長が「能や歌舞伎など高品質な文化を持つ日本は世界的にも珍しい国。優れた工芸品を見る場所を整え、日本文化の存在感を高めることが、国内の停滞感の払拭につながる」と話しています。市民の関心は高く人があふれるほどだということです。たしかに、漫画・アニメばかりでなく、優れた伝統工芸品などが海外で評価されジャポニズムの再燃、それが国内での活性化につながるのではには私も同感、同感!。国内においてはもっと日本のモノづくりに誇りを持っていいのではと思います。
●パリから…期を同じくしてJapan Expo が2012.7.5〜8日パリ郊外にて開催。ご縁があって当サイトで紹介させていただいてます伊藤紘氏が型染版画を出品、日本文化を世界に発信! 今回は茶道では「侘び寂び」のコーナーもあると聞いてます。


画像は「茶道・利休百首」「日本のこころ型染版画」伊藤紘より
「茶道」日本のこころとして、またわびさびがその象徴として外国人によく説かれるが、日本人の中で茶道の精神を正しく理解している人が、果たしてどれくらいいるのだろうか。「利休百首」利休百首の中には、その精神を超えた人間のあり方や、人生についての示唆が感じられて、道の名人は人生の達人、を思わせてくれるに十分だ。(伊藤紘)
●現地へは行けませんが、是非、頑張っていただきたいです。みんなで応援しましょう。(スタッフ:SEN)