和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

「めでた、めでたや」

昨日まで東京ドームで行われていた東京国際キルトフェスティバル。やはり、女性の方が圧倒的に多く大変な賑わいでした。

そこで偶然に出会った、上村義子さんの作品「めでた、めでたや」(写真上)作者の作品にかける思いのようなものが伝わってきて、おおきな感動をうけました。トラディショナル部門で賞にも輝いた作品で多くのかたがシャッターを切っておりました。
たまたま当店で先日掲載したの熨斗(のし)文様の屏風時計と思いが重なりました。

熨斗(のし)はアワビの形を表した文様で紙の間にはさんで祝儀の進物や引き出物に添えたのが始まりといわれます。吉祥文様として、礼装の着物などにも使われます。
デザイン性を重視した熨斗(のし)文様の屏風時計を伝統的な蒔絵技法により、職人の手技で煌びやかに表現しています。