和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

次は五月人形ですよ(^^

昨日はひなまつりということで、女の子のいるご家庭では、お祝いをされたところも多いのではないでしょうか。
わが『和楽多屋』でも、ひな人形を置いているということで、いろいろお問い合わせをいただきまして、ありがとうございました。

さて、次に人形を飾るお祝いといえば5月の端午の節句ですね。なぜ“端午”というかというと、“端”は、始め、“午”は、午の日という意味で、もともとは月の始めの午の日ということだったそうです。“午”は“五”に通じることから毎月5日となり、その中でも5が重なる5月5日を端午の節句としたということなんですね。

ですから同じように奇数の月番号と日番号が重なる日は節句になっています。昨日の3月3日は、桃の節句、7月7日は七夕、9月9日は重陽ですよね。あ、節句とは季節の変わり目になる日のことです。

実は端午の節句は、もともとは女性の節句だったのですが、鎌倉時代頃から、その日に使う菖蒲が「尚武」に通じることから、男の子の節句となったようです。日本人は昔から言葉遊びが好きだったようですね(^^;

何はともあれ、5月の端午の節句には、特に男の子の成長と健康を祈って、人形を飾ったり、菖蒲湯に入ったり、柏餅を食べたりしてお祝いしたいですね(^^

2008年版、江戸木目込み「五月人形
http://www.warakutaya.com/kimekomi.html

和楽多屋スタッフ:MORI