和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

ソラマメ

ソラマメは高温多湿に弱いので夏にかからないように秋に種をまいて初夏に収穫しますので、これからが旬です。ソラマメの名前の由来は天に向かって伸びるように生えるので“空豆”というのだとか。また、サヤがカイコの繭の形に似ているので“蚕豆”という字を当てる場合があります。世界最古の農作物の一つで、五千年以上も前からチグリス・ユーフラテス川流域で栽培されていました。日本に来たのは奈良時代で、町へ出て民衆に教えを説いた遊行層の行基が全国に広めたと言われています。

ソラマメにはタンパク質、糖質、鉄、ビタミンのB1・B2・Cなどの栄養素がバランスよく含まれており、これから夏に向けての栄養源としてもぴったりですね。

茹でてビールのつまみとしていただくのもいいですが、各種のオイルや酢と合わせてサラダにしたり、炒め物に使ったり、裏ごしにしてスープとするなど、さまざまな利用法が考えられますね。


日本酒のつまみにも合いますね(^^ 金城次郎/ぐい呑でどうぞ。

和楽多屋スタッフ:MORI