和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

牛天神。牛、梅そして北斎の雪。

暖かい陽気に誘われ、近くの牛天神(北野神社)へぶらり。梅祭りは2月25日まで、今が一番の見頃です。

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ここは北斎富嶽三十六景「礫川雪の旦」(こいしかわゆきのあした)「雪の富士」牛天神境内にあった茶屋より描いた絵です。


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今はビルが建ち並び、富士を見るのは難しいが、茶屋は西側にあったというからちょうどこの辺りか、絵から想像しても北斎は大いに楽しんだことと思われます。

菅原道真は学問の神様ですが、最近は人の名前など思い出せなくなったりが多くなっているので、ボケと認知症の予防になればと牛の頭ををなでてきました。

 

小さな一歩。


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どんな時でも温かい思いやりの「ことば」は「勇気と元気」そして「笑顔」は人々の心に安らぎを与えてくれるものです。

○おかげさまで 笑顔たくさんありがとう 素直に明るくなりました
○日々心静か 言葉やさしく清浄なり 思いのままに
○優しい笑顔してますか 素直に明るくしてますか

この言葉と祈りが少しだけでも、「勇気と元気」をそして前へ進む小さな一歩になればと思っております。

詳しくは墨彩画「祝い額」からご覧になれます。

 

特集3 木目込人形



外国の方のお土産に木目込人形が人気。
それは日本独特の着物や歌舞伎をエキゾチックに感じることと、木目込人形は衣裳を一枚一枚、木目込んで作るので、布の鮮やかさが引き立つ、つまりより“日本らしさ”が際立っているからでしょう。
下記は「和情報あれこれ」特集から抜粋したものです。
■人形には魂が宿り、木目込人形には日本の“ソウル”が宿る。●人と人形のただならぬ関係!?
人類が文化というものを持ち始めた当初から、人形は作成されてきました。人の形に似せた“物体”。それは愛玩の対象であり、祭礼などに用いられる信仰の対象であり、そして身代わりとして人間の代わりを務めてくれるところから、道具でありながら、それ以上の何ものかを持ち合わせているような気がします。人形には魂が宿る。そう思われても不思議ではありません。現に髪の毛が伸び続けたり、目から涙を流す人形の話などが、まことしやかに伝わったりしますよね。何だかちょっと不気味な話になってしまいました。
全文を読む「和情報サイト(特集3)
雛祭りがもうすぐですが、子供の日もすぐにやってきます。和楽多屋の江戸木目込み人形ぜひご覧下さい。

「和」の美・知恵…「和」の神髄を探る…2


実は日本は積極的な国民性をもっている。
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す。恙無しや」
これは『隋書』東夷伝に記されている、倭王聖徳太子など諸説あるようです)が隋の皇帝煬帝に送った手紙です。これを見て、煬帝は無礼千万と大いに怒ったといいます。
それにしても、なんと大胆な手紙を送ったものでしょう。怖いもの知らずというべきかもしれませんが、当時の日本人は、いかに自尊心にあふれ、肝っ玉が太かったかが分かるでしょう。
日本の国民性といえば、礼儀は正しいけれど、控えめでおとなしいとよくいわれますが、この『隋書』の記述を見ても、そして戦国時代の武将などの勇猛果敢な姿を見ても、実は力にあふれ積極的な性質だったのだと思います。
この続きを是非お読みください。
ホッとひといき。
「和」の美・知恵…「和」の神髄を探る…2  極めることが日本文化の神髄。http://www.warakutaya.com/beautywisdom.html

サッカーアジア杯、縁起のいい八咫烏が勝利を導いた?。

昨日行われたサッカーアジア杯はFIFAランキングでは日本は50位、トルクメニスタンは127位なので楽に勝てると思いながらのテレビ観戦。結果は3-2で勝ったけど先制を許し苦戦しました。
ご存知の日本代表選手のエンブレムにも採用されているのが八咫烏(やたがらす)です。最近では下町ロケットでもヤタガラスの言葉がつかわれていますが、この変わった名前のカラス調べてみると、何と日本書紀古事記に登場する神聖な鳥のことだったんですね。
それらの記述によると、神武天皇野国から大和国への道案内をしたという、まさに日本の国造りの道案内人(烏)なわけです。
神のつかいである鳥がなぜ、3本足なのか。これにはいろんな説があるようで、熊野地方で勢力を誇った熊野三党を表しているという説や、熊野本宮大社主祭神である家津美御子大神の御神徳「智」「仁」「勇」の三徳であるという説、また、「天」「地」「人」を表すとも言われます。
霊鳥・八咫烏をモチーフに独自にデザインした赤銅のブローチが福を導いてくれることを願い制作しました。サッカーファンならずとも自慢できる逸品です。お名前を手彫りで入れることもできますのでご相談ください。

「奇想天外」を北斎にみる。

「奇想天外」とは普通では思いもよらない奇抜なこと、珍しいこと。予想もしなかった現象や行為、結果のこと。「奇想天外より落つ」の略。「新々奇抜」
これは和楽多屋で発売している昨日の「日めくり四字熟語カレンダー」に掲載されている四字熟語です。
これまで体験したことがない奇抜な発想と想像力、見る人を驚かせる自然や人間の観察者である絵師「北斎」が、この「奇想天外」の人物に当てはまると思います。
恐怖とユーモア、並外れた「奇想天外」の想像力、「百物語」にある「笑ひはんにゃ」には北斎の着想の凄さに満ち溢れています。

脳トレと認知症予防に「日めくり四字熟語カレンダー」

年齢とともに脳は衰えます。さらに脳は使 わなければますます衰えます。最近は新しいことを覚えるのが大変、人の名前も出てこない。そしてすぐに忘れてしまいます。
脳のトレーニング、認知症予防になればいいのではと日めくり四字熟語カレンダーを書き写したり偉人の名言、今日は何の日など時々つぶやいたりしてます。「三日坊主]という言葉がありますが、これだけは続けられてます。意外に新しい発見などもあり楽しみとなってます。
今日の四字熟語は「天変地異」天地間に起こる、さまざまな自然の変動や異変。「天変」は日食、月食、雷、暴風雨など。「地変」は洪水、地震、噴火、津波などをさす。今年は台風や地震などでの災害が続いており、それはどこで起きても不思議ではない気がします。
2019年版「日めくり四字熟語カレンダー」が発売となりました。

このカレンダーをご購入希望の方はご連絡ください。電話(03)3815-5150 ファックス(03)3816-7734