和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

こだわれば、いつかメジャーに…

最近映画やドラマでマンガが原作になっているものが多いですよね。たとえば故手塚治虫氏のマンガ作品「どろろ」が実写版が上映されて評判になったり、少女漫画の「のだめカンタービレ」がテレビドラマになって高視聴率を稼いだり…。

マンガだけじゃなくアニメーションにおいても、日本の作品は高く評価されています。そういえば“漫画映画”はいつのころから“アニメーション”と呼ばれるようになったのでしょう? 今や日本のアニメーションは世界で“ジャパニメーション”と呼ばれるくらい質的にも人気的にも向上しました。そして今でこそここまで成長しましたが、かつては、そしてまだ今でも一部ではコミックやアニメーションは子供が見るものとして、低く見られています。

日本でここまでアニメが発達したのはやはり“オタク”と呼ばれる人たちを抜きには語れないでしょう。オタクたちはある意味、子供の心を大人になっても捨てきれない人たちですから、そういう人たちが“漫画映画”を“アニメーション”に変え、“ジャパニメーション”にまで発達させたわけですね。

もっとも大多数の“オタク”たちは、結局単なる“オタク”に留まってしまうわけで、その中で傑出した人たち、つまりもう“オタク”ではなくなった人たちが世界に認められる作品を作ることができたのでしょう。

たとえマイナーなものでも、それにこだわり、それを乗り越えればメジャーとして認められるということ。あなたは何にこだわっていますか?

和楽多屋スタッフ:MORI