竹久夢二と祝い額
先日(2/10)の記事でもご紹介しましたが、『和楽多屋』に「竹久夢二」のページが加わりました。そして先週にはそのページに新たなアイテムも追加、ますます充実した構成になったと思います。
夢二というとあの独特な画風で人目で「夢二」と分かります。細く色白で、はかなげでありながら、一方でしなやかで芯の強さも感じられる女性像。それは明治の強い女の伝統を引き継ぎながら、大正モダンのある意味退廃の臭いを感じる当時の最も新しい女性の姿です。
夢二はそんな女たちを渡り歩きながら、自らの芸術の中に棲まわせていったのかもしれません。
もう一つ、「祝い額」のページもアイテムが増えました。染色アート作家の藤直晴さんの絵は、実に楽しく、見ているだけで思わず顔がほころび、それが幸運を呼び寄せるのかもしれません。宝船や風神雷神、そしてお地蔵様の心休まる祝い額です。
和楽多屋スタッフ:MORI