和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

笑ってしまうしかないのか。

昨日スタッフMORIが人を笑わせてくれる落語が日本独特の話芸であるとして紹介しておりましたが別の意味で最近おかしなニュースがこれでもか、これでもかと信じられないほど続いてますよね。
納豆の話し、これは本当に情けないことで、もう笑ってしまうしかないんでしょうか。

山口県には奇才「笑い講」がありますが、昔から笑う門には福きたるというように本来の笑いというのは大変良いことで、身体のためにも、ストレスの解消など精神的にも良く、糖尿病患者が落語を聞いて血糖値が下がったという筑波大の研究はあまりにも有名です。

それによると、人が「楽しいうれしい」時は、笑いの正のスイッチがON で、「悲しい悔しい」などの負のスイッチがOFF の状態。そして、このスイッチのオンオフは心の持ちようで切替えられる。だから、にこやかにしておきなさい。「笑う門には福がくる」というのは科学的に正しいのだと言う。
高血圧がもたらす合併症の1 つの糖尿病患者に、ある実験をした。最初に、大学の教授の話(これは判でおしたように堅い)。次に、お笑いの代表「B &B 」の漫才。話の前後に高血圧の数値を計測した。大学教授の時には目だった変化なし。即ち、何ら効果はない。一方、お笑いの後は、何と4 6 も数値を下げる効果があった。という…これはどこかの「あるある」とかとは大違いでしっかりしたデータに裏打ちされております。

「和楽多屋」にも和ではないかもしれないが笑ってしまうウイットとユーモアのある作品があります。「笑門来福」「千客万来」じっくり見てみると、良く考えられたなかなか面白いし遊び心のある作品です。
「おかめ」(お亀)、丸顔でおでこほお高、「ひょっとこ」と対で道化やもどき役をつとめて人気も高い。お多福、お福さんとも呼ばれ福を呼ぶ面相として喜ばれています。「ガハハ」と笑っているどこかにいそうな女の子もいます。
笑ってやってください。
http://www.zero-ok.co.jp/info/kisshouga.html

和楽多屋スタッフ:SEN