占い

世の中には実にたくさんの占いがあります。定番の星占いからタロット、血液型、花占い、宝石占い、動物占い…などなど。もう、何を使ったって、占いはできるんじゃないかって思うくらい。

そう、何を使ってもできるんです。
問題は占いに使うモノではなくて、占いの結果をどう受け取るかが問題なんですね。

タロットや易はその最たるものではないでしょうか。占い結果を出す手順はいろいろ決まりがあるようですが、要は出た結果は、語弊があるかもしれませんが、“偶然”です。そしてその結果はたとえばタロットなら、「正義」や「悪魔」など、象徴的な事柄を表しているだけで、そのままでは意味はわかりません。その結果を、占う人がどう判断するかが大切なのです。同じ結果が出ても、解釈する人によって、その判断はバラバラです。前向きにとらえる人はいい運勢だと思うし、悲観的な人はその結果に落胆したりします。

ものは思いようと言えば簡単ですが、実は人生の運を決めているのは本人自身であり、無意識のうちに正解はわかっているのではないでしょうか。それが、占いの結果が“呼び水”になって、表面の意識となるように思えるのです。だから何で占ってもいいことになるのだと思います。

和楽多屋でも扱っている縁起物だってそうかもしれません。たとえば「祝い額」だって、たとえ七福神のようなおめでたい絵柄であっても、見る人がおめでたいと思わなければ、仕方ないですよね。しかし、逆に言えば、そういう縁起物でおめでたい気持ちになれば、本当に福が訪れるかもしれません。だから、占いや開運グッズのような、“呼び水”って結構大切なものかもしれませんね(^^

和楽多屋スタッフ：MORI