和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

野口みずきとその他

題名通りの東京国際女子マラソンの印象。
相変わらず強かった。
残り10km付近でスパートをかけられる事が日本人が五輪で勝てる必須条件。
トラック勝負になるとストライドの短い日本人は勝ち目がありませんからね。
五輪で高橋尚子野口みずきも後続選手が見えないぐらい突き放してもトラックに入る頃にはシモン、ヌデレワが目前に迫ってきていて驚いた方も多いはず。
スプリントでは日本人は適わない。
ですから今回、まだ彼女のロングスパートのギアが錆び付いてない事が確認できて(嬉しい)というより(ホッとした)というのが正直なところです。
ホッとしたもう一つの理由として前五輪選考レースで同じように故障開けでレースに及んで失速した高橋尚子の印象もありました。
野口みずきも29歳。ベテランの領域です。
こう言っては失礼ですが選手寿命の短いマラソンランナーとしては、いつ賞味期限が切れてもおかしくないお年頃。
あとは何とか怪我故障などないように五輪を迎えてほしい。
今の実力を維持できれば二連覇できる!


それにつけても懸念されるのは若手の台頭が全く見られない事。
例年選考レース時期に入ると彗星のごとく有望な新人が現れたものですが、ここまでの所ベテラン土佐、野口を凌ぐ若手が現れないのは何とも寂しい限り。
結局、渋井は最後まで雰囲気だけで終わっちゃたし・・・。
後は畑違いですが10000の福士の登板ぐらいですか。
若手出てこい。

スタッフ:S.K