和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

「伝える力」写真表現とデザイン。

先日、作品の良さをいかに伝えるか、その難しさを書きましたが、撮影ではよく撮れていてもサイトでは限界があります。今回は東京手描友禅の染額で見てみたいと思います。腕のよいプロカメラマンの協力を得ることができ、絹の持つ艶やかさ、手描友禅の持つ色彩の鮮やかさなど写真撮影には気を使いました。しかし、当たりまえといってしまえばそれまでなのですが、質感など今一つうまく表現できません。
作家である伝統工芸士の倉谷先生もそのことについては、くやしいけれどそれはネットでは無理なことと諦めており、手元に届いて改めてその良さを知る方が多いといわれていました。しかし、良いものを良いものと感じてもらえる見せ方、つまりデザインの工夫はできます。
「伝える力」は本物に近付けること、本物の良さを少しでも知っていただくことです。デザイン(レイアウト)はもちろん拡大で見ていただくことも含め今後も挑戦していきたいと思います。
参考までに載せてみましたが拡大効果はあるでしょうか。
 
東京手描友禅はこちらから
http://www.warakutaya.com/somegaku.html
和楽多屋スタッフ:SEN