ママでも金

巨人阪神首位争奪戦にもかかわらず、地上波放映がないとはどういう事なのだろう？と憤りを覚えつつ仕方なく世界柔道を見ることにしました。
何しろ井上、鈴木という日本を代表する重量級のエースが早々に敗れ去るという体たらくを見た後だけに全く期待してませんでしたから。^^;
いやぁ柔ちゃんは凄い！何が凄いかって僅差判定ながらも危なっかしさを全く感じられないのが凄いですね。
出産育児期間のブランクがあった分だけ一本とる切れ味は衰えているのかもしれませんが、新興勢力相手にも王者の風格で堂々と危なげなくV7を勝ち取ってしまいました。
他の日本人選手が次々と破れていっても当たり前のように勝ってしまうところにモノの違いを改めて感じてしまいます。（本当は井上選手にそうであってほしかった）

それと最後に最重量級の男女二人が金メダルを獲った事が不振に喘ぐ日本柔道界にとってはせめてもの救いだったですね、それが無ければかなりコテンパンに叩かれていたのではないでしょうか。

しかし冷静に考えてみると競技人口だけ見ても日本が約20万人なのに対してフランスは50万人（日本の二倍以上）近くいるんですよねぇ。
かつてのお家芸とは言え競技の普遍性が高まればそれだけ勝つのも難しくなるというのは当然の事なのかもしれませんね。（寂しい気もしますが）

とりあえず結果的に僕にとって巨人阪神戦が地上波じゃなくて良かったことだけはたしかです^^;

スタッフS.K