和楽多屋日記

伝統工芸・和雑貨の「和楽多屋」店長の日記。

先週末は春の暖かさに驚きましたが、今週はまた冬の寒さに戻ってしまいました。でも、これが当たり前なんですね(^^;

寒い季節の食材といえば大根がありますが、同じアブラナ科の野菜である蕪もなかなかのもの。日本で最も古くから栽培されてきた野菜の一つで、春の七草である“すずな”として親しまれていますよね。

味は大根の辛みと違ってまろやか。千枚漬けなど漬け物として利用されるほか、煮物や蒸し物としてもおいしくいただけます。大根は葉の部分を切り落とされて売られているのに比べ、こちらはほとんど葉を付けて売られていますから、緑黄色野菜としてぜひ利用したいですね。また、風邪の予防や美容にいいビタミンCも根の部分の4倍以上含まれているらしいですよ。ただしアクが強いので下ゆでが必要です。

蕪を使った簡単な即席漬けをご紹介しましょう。

【作り方】
1.蕪は厚めに皮をむいて薄切りにする。
2.塩をまぶし、昆布を細切りにしたものを加える。
3.簡単な重しをすれば数時間で食べられます。
  ゆずを混ぜると風味が増します。


春が待ち遠しいあなたには、照明も春色に…

和楽多屋スタッフ:MORI